競馬が儲かるとは思わないけど長くゆっくり楽しみたい。
私、親の影響からかギャンブルが苦手なんです。
昔、他人のパチンコについていって打ってみたら、3000円が一瞬で飛んで行ったのを見てこれはやばい、もうやらないほうがいいと思っている。
でも競馬中継を見るのは小さいころから好きだったし、ダビスタ、ウイポはもちろん、宝島の競馬読本シリーズや優駿、サラブレなどの雑誌は親の目があるので本屋でひたすら立ち読みしていた。
社会人となった後も土日引きこもりの時は競馬中継を見つつ、2年に1度くらい競馬場に足を運んで1日1000円位の予算で馬券を楽しんでいた。
いつか馬主になれるといいな。
アラフォーになって、何か新しい夢を持ちたいなと思ったときこれまで自分には縁のないものと思っていてあと改めて迷わずに自分の好きなことをやりたいと思ったとき、なんとなく浮かんだのが馬主になるということです。必要な年収もあるため現実性はともかく働くときの夢にもなるかなという思いもあります。
個人馬主資格を取るためには地方競馬と中央競馬では以下のようになっています。です。(地方競馬全国協会およびJRAのサイトより)
地方競馬:個人馬主は年間所得が500万円以上であること(サラリーマンだと大体年収700万円)
中央競馬:今後も継続して得られる見込みのある所得金額が過去2年ともに1,700万円以上、所有資産が7,500万円以上あること。
なるほど中央競馬の馬主の道は夢のまた夢、地方競馬の場合は資産があればもう少し所得は低くてもよいらしいですがそれでもまだまだ今の年収では足りません。いつか地方馬主の資格を取れるように年収増やす気持ちを持って働こう。
実際にはてなにサラリーマンで地方馬主されている方のダイヤリーがあり、共有馬主の話などリアルな馬主生活が描かれています。
まずは一口クラブに加入してみよう
残念ながら私はまだそこまで年収がないので、実際にできることはいわゆる一口クラブ(いわゆる一口馬主)の出資者になることでしょうか。オークスをキャロットクラブのシンハライトが勝ったように今の競馬界にも大手馬主としてのクラブ馬主がかなりの位置を占めている部分もあります。
これは競走馬をファンドとして大体40口から500口に分割しクラブの会員となり出資して配当を受け取る感じで金融商品の扱いになっています。話を聞いているとよほどの馬に当たらない限り黒字にはならないようです。また馬主をやりながら一口クラブにも加入している人もかなりおられます。
ここで問題になるのは口数です。
競走馬の出資金額が2000万円とすると1口あたり以下の金額になります。
40口→50万円、100口→20万円、200口→10万円、400口→5万円、500口→4万円。
また口数に応じて維持会費(大体月60万円を口数分割)や分配される賞金も変動します。
さらにクラブに加入したら月会費(3,000円位)もかかります。
数頭は出資したいので、40口クラブや100口クラブだと地方馬主になれるくらいの年収が必要な気がします。現実的なのは400口や500口のクラブでステップアップして200口や100口のクラブなのではないでしょうか。(始めは出資金5万円以下で年間予算が10万円強と見ています。)
どんなクラブがあるの?
主な口数別に自分が今のところ気になるクラブを分けると(今クラブ法人は20あります。)
40口:社台サラブレッドクラブ、サンデーサラブレッドクラブ、G1サラブレッドクラブ
100口~200口:ラフィアンターフマンクラブ、ユニオンオーナーズクラブ
400口~500口:キャロットクラブ、シルクホースクラブ、東京サラブレッドクラブ、ノルマンディーオーナーズクラブ、ロードサラブレッドオーナーズ、ウインレーシングクラブ
また新規にディープブリランテを生産したパカパカファームがクラブ法人設立する情報もありそちらも気になるところです。
はてなで一口馬主といえば、昨年GIのチャンピオンCを勝ったユニオンOCのサンビスタに出資されていた方のブログがあります。良い馬に巡り合うのはとてもうらやましい。
とはいえクラブ加入も先の話なので
今年デビューする2歳馬の募集は6月中までやっているクラブが大半です。実際私が加入するとなると、来年か再来年の秋から春になるかと思われます。そこまで勉強を兼ねてnetkeibaに登録してPOGを始めました。なるべく出資できそうな価格の馬を指名して、どうなるか追いかけることも参考になりそうです。
でもよく考えると馬券より馬主の方がよほどギャンブルですね。でもその代わりに喜びや人のつながりがあり、そして競馬や馬が大好きから馬主になるのでしょう。現実は厳しいでしょうがなんとなく夢や妄想が広がります。